琉球霊覚視 スピリチュアルカウンセラー旧姓 金城のり子

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身近で大切な人を失い、かなしみと共に生きる人へ

2024年01月26日

身近で大切な人を失い、かなしみと共に生きる人へ

なかなか、人の奥底はわからないです。
身近な人が亡くなられた人に対して「大丈夫ですか」と良く声をかけられて苦しいと話す方がいました。


これ以上何も聞かれたくなくて、また、心配をかけたくなくて「大丈夫です」と言い続けると、
外の仮面がどんどん分厚くなっていけばいくほど、内的な感情は、すごく落ち込んで、苦しみや寂しさは消えていかないのです。


自己イメージを無意識に一旦つくってしまうと、内的には、どろどろとした苦しみが渦き続けている自分に気づく時があります。
そこを「助けて」とは言えない立場で、気丈に振る舞っている方は、本当は相当辛いのです。

「寂しくて、辛い」と言ってしまうと、自分が保てなくなってしまうと感じているのです。
本当は、あなたがまだ、身近な人の死を受け入れられないのです。

大切な人を失った、周りの人たちの思いを大切にしていく事が、特にわが子を失った方は本当に辛いと思います。
「あの時の寂しそうな目、もっと私がちゃんと気づいてあげられれば」
「あなたの笑顔がもう一度見たい」写真や遺品を見るたび、いたたまれなくなり、自分自身を責めて生きる力が抜けていく事でしょう。

あなたが、息子さんに対して、見落としたことがたくさんあると思うことでしょう。
落ち度があった気がしてしまう時もあることでしょう。

大学へ、荷物を受け取りにいくと、教授から「とても優秀でした」と成績を見せて貰った時も、
こんなにも成績が良かったんだ、真面目に頑張る事しかしていないのかもしれない。
もう少し、気を抜いて楽しく、学生生活を送ってほしかった。だらしなくてもいいんだよ。
子どもが亡くなったのは、私のせいかもしれない。と、思う時もあるでしょう。

小さい頃は、よく遊んだし、いっぱい抱きしめたし、可愛いあなたのことしか浮かばない。
それなのに、もう抱きしめることが出来ない。

荷物が入ったバックを受け取ったら、このかばんがいつも支えてくれていたんだ。
苦しい時も一緒だったのよね。私の知らない息子の姿をずっと見ていたでしょう。

家に帰り、バックを部屋に置くと、今もそこにいるような気がしてくる。
バックを抱きしめながら、もっとたくさん抱きしめたかった。そういう気持ちになる。

「神さま、どうか、あの子をもう一度戻して下さい。」
そうしたら、今度はあの子を助けられるのに。。。
亡くなられた人は死を受け入れているかもしれません。

しかし、残された人の悲しみは、まだ消えていません。
手掛かりを探しては、自分を責める。そして、これからも生きていかなければならない辛さもあります。
もし、傍にいるのなら教えて欲しい。夢でもいいから、あなたの傍で一緒に過ごしたい。

あの時、普通に過ごしていた時間が永遠に続くと思っていた。

亡くなられた人の周りの人は、その人が亡くなられたとき、一生懸命亡くなられた理由を模索していきます。苦しみます。

周りの人は、話を聞き続けることが愛の証だと思います。

苦しさや寂しさを持ちながら生きることは、悪い事ではなく
「どうして助けてあげられなかったのだろう」と思うことが、今は、生きていることなのです。
「落ち込んでいると、亡くなられた人が上から見て、浮かばれないよ」と言われても
「そうですね」としか言えない。
一つ一つの思い出と悲しみはすぐに手放さなくてもいいかもしれません。

亡くなられた人は、天使たちに導かれソウルへ帰っていきます。
残された人たちは、一緒に過ごした時間を思い出すたびに胸が苦しくなっていきます。
一緒に行った公園、一緒に囲んだ食卓、一緒に行った旅行、大切な時間。
玄関で物音がすると、帰ってきたと思ってしまう。
道で家族連れを見ると、私はどうして一人なのだろうと思ってしまう。
身近で大切な人を失い、かなしみと共に生きる人へ

しかし、亡くなられた人は、苦しみのない世界にいらっしゃる。


人生で完ぺきな出来事なんてないのかもしれません。
今は、「ごめんね」「ありがとう」「赦してね」「大好きだよ」そう伝え続けていいのですね。
天界では、時空を超えて、あなたの幸せを見守って下さっています。



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Posted by のりりん (金城のり子) at 08:13│Comments(2)日々のメッセージ
この記事へのコメント
金城さんいつもブログを読ませていただいていますがコメントを書かせていただくのは初めてです。

私は母が亡くなり9年経ちますが今までずっと母がいない人生を送りたくないなという気持ちで毎日過ごしています。

たまに夢に出て来てくれますがいつも見守っているということを言ってくれているような気がしています。

当たり前にいつもそばにいてくれた人がいなくなるということは本当につらいことでした。

母と同じくらいの年格好の親子連れを見ると私も色々もっとしてあげたかったなと思います。
Posted by まなみ at 2024年01月27日 17:44
まなみさん、9年前にお母さんを亡くされてからも、ずっとお母さんを思っていらっしゃるのですね。
それは、あなたの傍で、あなたがお母さんを思った時、見守って下さっているからでしょう。
夢に現れて、あなたをずっと見守っていますよと伝えているのです。
お母さんと同年齢の方々を見ると、色々してあげたかったと思う心、
お母さんは、嬉しく受け止めながらも、何かを求めているのではなく、あなたという娘を大事に大事に思っているのでしょう。そして、あなたを守っているのです。
Posted by のりりん (金城のり子)のりりん (金城のり子) at 2024年01月28日 08:15
 
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