琉球霊覚視 スピリチュアルカウンセラー旧姓 金城のり子

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看取る時の後悔。

2020年12月11日

こんばんは。
久しぶりにお天気に恵まれましたね。
青い空が眩しいです。


今朝、歩いていると公園でご高齢の女性が介護用の歩行器
の方に出会いました。


久しぶりに晴れたので日光浴をされているのでしょう。
おばあちゃんに挨拶をしました。
「おはようございます。」
公園には、落ち葉がたくさん落ちていました。


その落ち葉を見ながら「おはよう~、ほうきを持ってきて落ち葉を片付けたいさー。」
話しながら足をパンパンとたたき出しました。
体の不自由さが動作に現れていました。


いつごろから体の自由が取れなくなったのかわかりません。
言葉と動作から言いようのないもどかしさが伝わってきました。
その傍では保育園の園児たちが嬉しそうに公園中に響き渡る声を上げ走り回っていました。


人はいつの間にか年を重ねていきます。
元気なうちはいいのですが、病気や介護が必要になった時
そして、大切な家族がこの世去る時、親族の人々はどう対処していいのかわからなくなります。
あなたは、どう人生の幕を閉じたいですか?



最近、ご家族を看取られた方のお話です。
看取りとは、病人の傍にいて死ぬ時を迎えるまで看病することです。


ご高齢の母親を看取ったのです。


兄弟は4人。定年退職をした長男と三姉妹です。


兄弟たちは寝たきりでもいいから長生きしてほしいと思っていました。


お医者様からはもう長くないからお薬の処方も控えめになり
ほとんど処方薬のない状態になったそうです。


そこで、寝たきりでも少しでも長く生きてほしいと願った
兄弟のお一人が持ち込んだサプリメントを食事の前や就寝前に
服用させてほしいと担当のドクターへ頼んだそうです。


ドクターは親族の意をくんでサプリメントの服用を承諾しました。


他の兄弟は水を飲むことも大変そうな母親の様子を見ていたので
サプリメントの服用に賛成ではない人もいました。


親族間で母親の最後までの介護に意見の食い違いが起きていました。
それが後に母親が亡くなるまで続いたのです。


彼女はずっと母親の傍についていました。
母親の容態が悪くなってきたそうです。


亡くなるという時に
病院側から、ご親族を呼ばれた方がいいと言われても
一人で母親の傍に居続け、親族を呼ばなかったのです。


見かねた担当のドクターや看護師さんが他の兄弟へ連絡を取りました。


他の兄弟のお一人が病院へ着いた時、母親は息を引き取りました。


最後立ち会えなかった兄弟のショックは大きかったそうです。


「どうして呼べなかったのでしょう。。。」彼女の思いは後悔でした。


看取る時の後悔。
家族の4割近くの方が「死が近いと思っていなかった。」とあります。


誰でも冷静な対応や判断は難しいのだと思いました。


ご自身を責めないで、ご兄弟へお気持ちを伝えて下さい。


それが亡くなられたお母さまの思いなのです。


お母さまのご冥福をお祈り申し上げます。






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Posted by のりりん (金城のり子) at 21:33│Comments(0)日々のメッセージ
 
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